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私達について

自分が受けたい介護
自分の親に受けさせたい介護の実現

全ての人々が質の高い介護を享受出来る社会の実現​

 

ある介護職員の言葉…​​​

「自分の月収が26万だとして、親が介護施設に入ることになった時、施設の費用負担が14万は高すぎる(福岡市の施設利用料平均14万円)。月収の半分以上…だったら自分は安い施設を探す。」

「あったかいご」の始まりは、当時一介護職員であった社長の、当たり前だが切実なこの想いを端に発している。​

大切な親ではあるが、施設入居による終わりの見えない費用負担は介護保険内に留まらず、過剰な個人への負担へと繋がっていく。これは、現在の少子高齢化社会と、破綻しかけた社会保障制度の現実であり歪みである。

 

これら歪みと現在の日本の経済状況を見越し、あったかいごは、全ての人々が利用可能な価格設定を目標とし、サービスを提供行っている。

あったかいご職員
あったかいご職員

持続可能な企業成長と、職員の生活の安定と向上の維持

 サービス残業、休憩無し、休日出勤が当たり前といわれるこの業界。介護士時代に社長が目の当たりにしたのが、施設長の驚愕の100連勤だった。 「最近の若い人は向上心がない」そう言われているが、そんな常識外の過酷な環境に甘んじる上司の背中を見て、出世意欲の源泉が湧くわけがないのは当然の結果だ。

 過重労働に次第に心の余裕を失っていく職員のケアの質は、当然低下していき、そんな職員からサービスを提供される入居者の方々を見て「これでいいのだろうか?」「これが本来介護のあるべき姿なのか?」という想いが募っていった。

​ 『建物は立派なのに人がいない』『ギリギリの人員配置で疲労の色を隠せない職員達』こんなことなら建物をよりスマート(コストダウン)にし、抑えた部分を職員と入居者の方々に何かの形で還元した方が、全ての人が幸せになれるのでは…。

 社長のそうした想いから「あったかいご」では建物・宣伝広告費より、人件費にお金をかけ365日・日勤帯に規定の人員配置基準より多くのスタッフを配置。職員負担を軽減すると同時に、入居者の方々により手厚いサービスの提供を積極的に行っている。

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個人の意向と尊厳に配慮した、多様なサービスの提供

​2号店をオープンする際、100件ほどの見学対応をしたが、改めて、入居費用に対してシビアに受け止められるご家族が多いことを身をもって知った。自分が当初目標としていた「あらゆる人が利用可能な施設を作る」は正しかったのだと、確信した。

 同時に、費用面の次に家族が求めているモノを知った。それは『施設内における手厚い医療的ケア』と『施設内での定期的なリハビリ介入』の2つだった。医療的ケアについては『自分の親に健康に過ごしていて欲しい』という家族の強い想い。リハビリにおいては「自分の親が老いてもなお衰えて欲しくない」という、家族の当然の想いから生じたニーズだった。

 しかし、老人ホームにおいて手厚い医療的ケアの提供は限られており、リハビリについても同様だ。そこで其の想いに応えるべく「あったかいご3号店」では、訪問介護、訪問看護の導入にいたり、24時間365日の看護師配置と、週2回の手厚いリハビリ介入が可能となったのだ。

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​人生の最後をどう迎えるか…

ケアマネージャーになって経験した出来事で、今でも時折思い出される強烈な出来事がある。

勤務先の施設に、毎日ご家族の面会に来てくれていた、とあるご利用者の旦那様がいた。毎日面会にいらしてくださり、ご利用者も穏やかな様子で生活をされていたが、ある時、旦那様の来訪がパタリと止んだ。

一抹の違和感を覚えつつも、我々もしばし状況を静観していた…。が、2週間がだったころ、いよいよ顔を見せない旦那様に我々も
不安になり連絡を取った。

孤独死だった。

旦那様の選択とご判断により、ご利用者の人生の最期には、我々が伴走する機会をいただいた。だが、旦那様自身の最期は寂しくも悲しいモノになってしまった…そう私は感じた。

ケアマネ時代には、他にも多くの悲しい現実を目の当たりにした…。家に伺ったらゴミ屋敷、在宅で訪問介護・看護を入れても限界が見え、疲弊した家族の様子。家族の経済的虐待、ネグレクト、DV…

様々な場面に立ち会ってきたが、これらの全ての悲しい出来事がこの世の中から少しでもなくなることを願って立ち上げたのが「あったかいご」だ

 

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